May 21, 2025
【P. LEAGUE+】桃園パウイアン・パイロッツが悲願の初優勝!ルー・チュンシェンの劇的スリーでシリーズ制す
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悔しさを力に変え、ついに頂点へ。
桃園パウイアン・パイロッツが、P. LEAGUE+ファイナルで台北富邦ブレーブスとの激闘を制し、クラブ史上初となるリーグ制覇を成し遂げた。
シリーズはリーグ初の第7戦までもつれ込む歴史的展開。ルー・チュンシェンが試合終盤に決めたクラッチショットが勝負を決めた。
悲願の優勝には、これまでの苦い経験が背景にある。パイロッツは昨季、2023–24シーズンのファイナルでニュータイペイ・キングスに敗れ、さらに昨季のEASLではFINAL 4まで進出し、琉球ゴールデンキングスを撃破する快進撃を見せたが、ファイナルでB.LEAGUEの広島ドラゴンフライズに敗れ、涙を飲んでいた。

だが、今回のシリーズでは逆境を乗り越え、ついに栄冠をつかんだ。
今シーズン、桃園は18勝6敗でレギュラーシーズン1位を獲得。プレーオフのフォーマット変更により、1位チームはファイナルに直接進出し、同時に来季EASL(2025–26シーズン)への出場権も自動的に得た。
個人タイトルもチームをさらに勢いづける起爆剤となった。
ルー・チュンシェンは2年連続でリーグMVPを受賞。アレック・ブラウンが最優秀インポート選手賞、リー・ジアカンは最も成長した選手賞とシックスマン賞をダブル受賞した。
ユーリ・カミノスHCは2年連続で最優秀監督賞に輝き、3選手ともオールP. LEAGUE+チームに選ばれるなど、チームの完成度は群を抜いていた。
しかし、ファイナルではブレーブスに苦しめられた。パイロッツは第1・3・5戦に敗れ、崖っぷちから2・4・6戦を勝ち切って第7戦に持ち込んだ。最終戦も序盤から劣勢が続いたが、粘り強く戦い続けた桃園は第4クォーター残り4分40秒で84–82と逆転。その後の拮抗した展開の中、ルー・チュンシェンがコーナーからのステップバックスリーを沈め、勝負を決定づけた。
ルーはこの試合で20得点、2リバウンド、2アシストを記録し、ファイナルMVPを獲得。P. LEAGUE+史上初となる地元選手による受賞という快挙も達成した。
桃園パウイアン・パイロッツは、悔しさを力に変え、ついに頂点へ。新王者として、そしてアジアの舞台で再びその名を轟かせる準備が整った。
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